歯科医療の進むべき道とは?
2016年3月 9日 水曜日
入れ歯が合わなくて噛めない、かっこ悪い。
63歳のB子さんは10代の頃から今まで毎年のように数えきれないくらい歯科医院に通ってきました。
しかし10数本の歯を無くす結果になったことを思うと、今まで何のために歯科医院に行っていたのか
わからないとおっしゃっていました。行くたびに歯を削られ、行くたびに神経を取られ、そして行くたびに
歯を抜かれ、何回も入れ歯を作ってこられたと。昭和50年から70年代、高度成長期のまっただ中にあった
日本ですが、人の口の中だけは非健康-否成長時代だったのです。そしてその後もあまり変わったとは
いえません。国民の歯を救い、歯を守ることができなかった「治療中心の歯科」が、もう歯を守ることは
やめて、歯が無くなればインプラントをいれればいいさ、などととんでもないことを考える世の中に
なってきていることを歯科医療に携わる者の一人として心配せざるをえません。
「修復治療中心」から「健康予防中心」へと大きな転換をしなければなりません。超高齢化社会へ向かっている
日本の歯科医療全体の課題です。ホーカベ歯科クリニック 波々伯部重俊
しかし10数本の歯を無くす結果になったことを思うと、今まで何のために歯科医院に行っていたのか
わからないとおっしゃっていました。行くたびに歯を削られ、行くたびに神経を取られ、そして行くたびに
歯を抜かれ、何回も入れ歯を作ってこられたと。昭和50年から70年代、高度成長期のまっただ中にあった
日本ですが、人の口の中だけは非健康-否成長時代だったのです。そしてその後もあまり変わったとは
いえません。国民の歯を救い、歯を守ることができなかった「治療中心の歯科」が、もう歯を守ることは
やめて、歯が無くなればインプラントをいれればいいさ、などととんでもないことを考える世の中に
なってきていることを歯科医療に携わる者の一人として心配せざるをえません。
「修復治療中心」から「健康予防中心」へと大きな転換をしなければなりません。超高齢化社会へ向かっている
日本の歯科医療全体の課題です。ホーカベ歯科クリニック 波々伯部重俊
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投稿者 ホーカベ歯科クリニック